NEWS

中国技能実習生の日本語教育機関<JITCO登録>

CIIC語学教育研修センター

2009.7.15 「日本語スピーチコンテスト」開催(ハム・ソーセージ製造の研修生・実習生)

コンテストの様子1 事業協同組合様、受入れ企業2社様の共催で「日本語スピーチコンテスト」が開かれました。 駐日中国大阪総領事館の劉昌善領事、JITCO大阪駐在事務所の中谷義子所長を来賓にお招きし、当センターで教育した中国人実習生・研修生の中から、8名が選抜され発表を行いました。

  実習生・研修生達が技術のみではなく、日本語の学習にも日頃から意欲的に取り組んで努力している成果をお披露目するきっかけにもなりました。また、実習生・研修生達は互いに良い刺激と競争心を得て、今以上に日本語習得に一層の努力をしていきたいという気持ちになったことでしょう。

 最優秀賞を受賞した徐テイさんのスピーチ内容を一部ご紹介します。

~寂しい中で楽しく過ごす~

 皆さんこんにちは!!私は徐テイと申します。中国の浙江省から来ました。コンテストの様子2

 今はA社の実習生です。私は今年28歳になります。1年前に研修生として日本に来ました。

 日本は聞いていた通り本当に静かできれいなところです。一番驚いたことは車が多く電車、特に新幹線など技術が進んでいることです。私はよく知らない日本に初めて来て恐いような不安な気持ちで一杯でした。仕事でも多くの知らない人たちの顔を見て不安や心配だらけでした。

 仕事を終えて寮に帰り、小さくても暖かい部屋にいる時だけは少し安心しました。しかし、朝目が覚めると何となくがらんとしたような感じがして孤独を感じ、寂しい気持ちになりました。

  3年間、1100日という年月はとても長くて独りきりではとてもつらいです。夜、ベッドに横になっても何度も寝返りをうってなかなか寝られませんでした。家族、娘、友達のことを思い出してはみんなに会いたくなりました。その気持ちで一杯になるときは強くなろうと自分に言い聞かせましたが、なかなか強い気持ちを保つことはできませんでした。

 父もおらず、不慣れなことも多く戸惑い泣いてしまいました。そんなときは部屋に閉じこもって夜空の星をひとつひとつ眺めたり、日本語の単語をひとつひとつ覚えたりしました。そうすると疲れてきて眠くなります。寝るときは何も考えなくていいし、こうして勉強することで寂しい気持ちを紛らわして日々を過ごしました。

 こうした孤独感や寂しさを感じるだけでなく、うれしいこと楽しいこともありました。たくさんの日本人の友達ができたことです。彼女たちはやさしくてとても親切です。家族のように接してくれて仕事の面でも生活の面でも色々とお世話になっています。今彼女たちと一緒に仕事をしていて、本当に楽しいです。

 休みの日には彼女たちが家に招待してくれていろいろな日本料理をご馳走してくれたり、リラックスさせるためにドライブに連れて行ってくれたりしました。一番感動したことは、私の誕生日にきれいなケーキを買ってくれてお祝いしてくれたことです。一生忘れられない思い出となりました。工場の指導者の方も優しいです。

 先日私はみんなの森活動に参加しました。山で木を植えた後、バーベキューが行われました。そのとき工場長が私たちに焼肉を焼いてくれました。私たちがお腹いっぱいになるまで、自分は食べずに焼いてくれるのを見てみんな心を打たれました。お世話になった人たちに改めて「ありがとう。」と言いたいです。

  今の私は毎日日本語の勉強をしています。勉強は私にとって寂しいときを忘れさせ楽しく充実させてくれます。今年の12月に日本語能力試験1級を受けるつもりです。まだまだ頑張る必要があります。毎朝風に吹かれて自転車で仕事に行く時に、自分にこう言います。

 「徐テイ、頑張って!頑張って!」残り2年頑張って行きます!

⇒トップページへ

ページトップへ